パンツを車椅子にかぶせようとするな

はーーーーっ。ため息が出るよ。

人一倍 手のかかるバーバは、

見ているだけでも疲れます。

何をしていたかというと、

上着のポケットに入れておいたのか？

自分のパンツ（下着）を取り出し、

車椅子の肘掛にかぶせようとしています。

グーーッと引っ張って、

バーバのパンツは あらぬ姿をさらしています。

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「何してるの？」と聞いても、

何をしようとしているのか

自分でも分からないようでした。



その人は じんましんが出来ているので、

なるべく綿の物を着た方が良いのに、

モコモコのフリースなんか着てるよ！

この暑いのに、やめてほしいわ。



そのフリースと おパンツを預かり、
（取り上げ）

バーバの引き出しにしまいました。
（放り込みました）


高齢になると 体温調整がうまくいかないのか？

暑いのに寒いと言ったりします。

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そんなバーバは 気にかけていないと、

思いもよらない事をしでかすからね。



一人で車椅子から立つ練習しちゃったり、

車椅子も操作する力がないのに、

ロックを外して 体を傾けて

動こうとしたり。



自由気ままに動き出す老人達。



小夏はシーツ交換が終わってからしか

見ていないけど、介護福祉士さん達は

気が抜けないと思います。




そうそう、パンツを車椅子に

かぶせようとするなんて恥ずかしいよね。



でも、そんな事も感じないのが

認知症なんだろうね。



まー、自分のおパンツだから

好きにしてください。




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タグ：車椅子 認知症