退所して行ったバーバは家に帰れない

退所して行ったバーバがいます。

老人ホームを出ても自宅に帰られる人は

いないと思う。

家族にとっては費用のかかる施設より、

費用の低い施設や、近くの施設に

移って欲しいよね。

でもそれは 認知症のジージやバーバに

とてもダメージを与えると思います。

環境が変わるのは、よろしくないみたいです。


先日 退所されたバーバは

みんなが見えない物が見えて

わけのわからない事を言います。

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立てないのに立とうとして

車椅子から転げ落ちてしまったり、

ベッドから這い出ようとしたりで

目の離せない人でした。

小夏が老人ホームに入った時には

もう居たから 長いよね。



退所と言っても自宅に帰れないのは

本当にかわいそうです。



毎月 息子さんが面会に来ていたけど、

なんだかなーって思う。



だって・・・



衣類が満足に ないんだよね。

季節に合ったものが揃ってないの。


分厚いセーターばかりあって、

中に着る薄手のものが

ほとんどない状態。



数ヶ月前に息子さんが来た時に

余計な事とは思いながらも

中に着るものがないのでと

お伝えしました。



しかし・・・

新たに引き出しに衣類が入ることは

ありませんでしたよ。



息子の嫁さんも来てたけど、

お母さんの衣類は足りるかな？



そんな事を思わないのだろうか？

不思議だわ。

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老人ホームにいると、

家族にどれだけ大事にされているかが

わかる気がします。



面会の頻度や、引き出しの中の衣類。


季節ごとに綺麗なものが揃って、

衣替えされているとホッとします。



華やかなパジャマは

見ているだけで嬉しくなりますが、

引き出しの中が黒っぽい物ばかりで

気持ちが沈むこともあります。



それは入所者さんだって同じはず。


衣類は明るい色がいいですよねー。



そうそう、退所したバーバの話だった。



なんだかろくな衣類もなく

新しい施設に行ったバーバが

かわいそうでならないです。



周りの人たちに優しくされるよう

祈っています。



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タグ：認知症 特養