老人ホームに監視人

小夏の働いている老人ホームには

監視人が居ます。

管理人ではありません。



監視している人の事です。


分かりやすく言うと　

睨み＝にらみを利かせている人。



認知症もかなり重度のジージやバーバが

たくさん集まると　何が起こるかわかりません。



認知症でも　かなり普通っぽい人もいるし。


その普通っぽい人が　監視人ね。

今日の主人公です。

スポンサーリンク

このバーバは　かなり神経質です。


昼は大きなホールで　　みんなくつろいでいます。


なるべく起きていないと、夜　寝られないからね。




監視人バーバは　全体が見渡せる席に居ます。

・Ａバーバが　
おしぼりをズボンのポケットに入れた。


・Ｂバーバが　
ティッシュペーパーを何枚も取った。


・Ｃバーバが　歌集を服の中に隠した。


・Ｄバーバが　他人の部屋に入って行った。


・Ｅバーバが　どうしたこうした。



そんな事を　職員や小夏に報告します。

スポンサーリンク

これって・・・ありがたいのか？



要らぬ報告か？





そしてすごいのが、

他の人の部屋に入りそうになると

走って追いかけていくのですよ。




ばあちゃん　　走れるの～？




そして

「あなた！　　他人の部屋に入って何してるの！」と

一喝します。





言われた方は　悪意はなく

他人の部屋に入っているので

何で怒られているか　分からないのです。





こんな事が続いて、監視の目が厳しくなるにつれ

他人の部屋に入るバーバも

強くなっていきます。




監視人バーバに注意されると

「うるさいわね！」と言い返すらしい。




どちらも　ゆずらないから

う～～～ん　　まともな感じではありません。





重度、軽度はあるけど

認知症って　　こんな事がいっぱいです。





先日は　この監視人バーバが

柱の陰から放浪しているバーバの事を

ずっと見ていました。



まるで「家政婦は見た」のようで

思わず笑ってしまいました。




頑張りますので 応援クリック
よろしく お願いいたします。
・・・↓↓・・・

にほんブログ村


人気ブログランキング

スポンサーリンク

タグ：老人ホーム 認知症