老人ホームのシーツ交換はひとり作業だけど

老人ホームのシーツ交換はひとり作業だけど　　

決して孤独ではありません。　

常に周りに人が居ます。


それは職員であったり

ジージやバーバであったり。


だから 1人をあまり感じません。



適度に騒音があり、

人の話し声も聞こえます。



時間によっては 体操をするので

音楽もかかっていますよ。


ザワザワ・・・ザワザワ・・・

シーツ交換をしていると

廊下から部屋の中の小夏に

話しかけてくるジージもいます。



「今日帰る事にしたからさー、

荷物をまとめてくれるかなー」なんて

言われることもあります。
　


小夏は うまく「帰りたい病」の人を

かわせないので

私はお掃除おばさんだから分からないの、

向こうにいるお姉さんに話してね。



そんな風に答えます。

そうすると納得してくれて

職員がいる方へ行ってくれます。


でも、

これが何度も繰り返される時があります。




4人部屋のシーツ交換の時は

やっていると 誰かしら入って来ます。



職員がタンスの中の衣類を

取りに来ることもあるし。



お掃除の人も数人 動いているので

顔を合わせるしね。


小夏は こんなザワザワした中で

仕事をしています。



いろいろな人が それぞれのペースで

働いているので 小夏もマイペースで

やっています。



無理してあれこれ

やっていた時期もあるけど

今は スローでも真面目にコツコツと

いったところかな。



やっぱり ひとり作業はいいよ。


他人に気を使いながら

長時間 仕事をするなんて

もう出来ないわー。



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タグ：パート ワンオペ