毎日設定を変えてくる認知症の人

認知症の あるバーバの話。

もう90歳くらいでしょうか。

毎日 言う事が変わるのです。



厨房で働いているとか・・・

事務員だとか・・・


これから遅番だから ドアを開けて欲しいなんて

言うこともあります。


1月から ここに来ているから、

もう帰らないといけないよって言うけど。



バーバは もう2年以上 老人ホームに居ます。


このバーバは 毎日 具合が悪いと言い、

横になりますが すぐ起きてきます。



1日に何度も 何度も繰り返すので、

具合が悪いと言うより 疲れるんでしょうね。


じっとしていられないみたいだから。

時には 猫がいなくなったとか、

犬がどこに行ったか知ってる？とか、

自分であれこれ設定して

日によって変えてくるから

こちらも受け答えが 忙しいよ。


後ろ重ねの麻ブラウス



最近 横になっている人が多くて、

シーツ交換がスムーズに進まない。



それは仕方ないと思っても

ため息が出るよ。



だって あ、又寝てるんだって事になると

違う部屋へ行って やらないといけないから

いつまで経っても その部屋が終わらない。



小夏としては ベッドが空いている時間に

バーーーッとシーツ交換を

しちゃいたいんだよね。



そうしないと 昼食時間に

寝たきりの人のベッドを数個やらないと

いけないからさ。



何でこんなに疲れなくては

いけないんだろう。


本当に疲れてるよ。



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タグ：疲れ 認知症