シーツ交換係のある１日の様子

シーツ交換係は　それだけしていれば

いいというものではなく、

仕事なら何でもそうでしょうが

気づいたことは　やらないといけません。




先日は人手不足で　職員の出勤数が少なくて、

ジージやバーバのお世話をする手が

本当に足りなかったようです。

昼間　みんなが集まっているホールがありますが、

そこで　このところは　落ち着いていた

入所者の皆さんが　その日は好き勝手に

歩き回ったり・・・


車椅子で　どこ行くの～って感じに

落ち着かない状態だらけでした。







ホール内で賑やかなのは良いのですが、

そこから離れると　目が届かないから

困るのです。




小夏もそれに気づけば　そんな離れた人に

付き添ったりしていましたが

自分の仕事がはかどらず。




結果として・・・

いつも綺麗にコロコロクリーナーで

全てのベッドのゴミを取るのに

その日は３０％くらい出来ませんでした。





こんな事・・・珍しいです。


午前中は順調に進んでいた作業も

午後は　周りの事に振り回されてしまいました。





職員さんも　小夏さ～ん手伝って～。


調子悪くて居室で寝ている人に

おやつを持って行って～。




向こうのホールの分の　おやつを持って行って～。



そして・・・


おやつだというのに寝ている人には声をかけ、

部屋に居ない人は・・・


あれ？


どこに行った？　　

トイレを探し、各居室を見て回る。





居ました・・・。


よその人のベッドで寝ていましたよ。



ジージが　バーバのベッドで・・・・・。



怒っても仕方ないので　おやつですよ～。

そこは女性の部屋ですよって伝える。




けっこう時間がかかるよ・・・こんな事してさ。




おやつが終われば　食器やカップの回収。

おしぼりもね。



1人で食べられない人には　お手伝いして・・・。


お口も拭いてあげて・・・。

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そのうち　おやつが終わると

トイレに行きたい人が　フラフラし始める。




トイレの近くまで連れて行って

後は職員さんに順番でやってもらう。

パットを取り替えたり、

ズボンの上げ下ろしは

小夏がお世話することもある。




おしぼりやらエプロンを

洗濯機に入れて戻ってくると

さっきトイレに行ったジージが車いすで

移動してる。




どこに行くのか聞くと「トイレだよ」って。



今　行ったばかりだよと言うと、

「行った？」って…忘れちゃうの。




また夕ご飯食べ終わったら行こうね。


そう言っても　その話が終わる前に

「あのさ、トイレに行きたいんだよ」って。




お腹を壊しているとかじゃなくて

忘れるんだよね。



もう・・・こちらがどうにかなりそうだから

そこから離れる。



そんなことをしていると又　

小夏さ～んと呼ばれる。




車椅子の人なのに　降りて歩いていたり、

車椅子を押したりしてるよ。




よく転ばないもんだ。



そんな人たちを見ていないとね。


時には　ずっと くっついてきて

気持ち悪いわよ！って怒られるの。




小夏だって　こんな事はしていたくないんだよね。



自分の仕事が終わってないんだからさ。



この日は　本当に疲れ切ったよ。



介護職員人には絶対になれないな。


神経も体力も　すり減るわ～。



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タグ：シーツ交換係 介護職員 老人施設 介護の現場