小夏の老人ホーム新人パート日記

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老人ホームの入所者さんに話しかける大切さ　[老人ホームの事] [編集]

ただ老人ホームに入るのではなく　

認知症での入所となると

周りの人とうまく関わって過ごすのは

難しいように思います。

小夏の働く老人ホームでは

１日の大半をホールに集まって

過ごしています。

テレビを見て笑っていたり

お隣さんと話しているのは　

認知症が軽い方かな？

認知症が進むと　やり取りが出来なくて

会話にならないのです。

そういう人と隣り合っているのも

苦痛だと　あるバーバが言っていました。

「何を言っても通じないのよ。」

どちらも　かわいそうです。

だから話がしたい・・・

かまって欲しい・・・

相手をして欲しい・・・

小夏が夕方　ホールに行くと

手招きして　手を握って離さない人が居ます。

そして延々と同じ話が繰り返されるのです。

本人は何度も話している自覚はないようですが

聞いている小夏は　

うんざりすることが多いです。

でもね、これって大切な事です。

洗い流さないトリートメント

だれだって話したいし　人と触れ合いたいしね。

うんうん聞いてもらえば

気持ちが落ち着くのでしょう。

それが天気の話であれ・・・　

テレビの話であれ・・・

何でもいいのですよ。

小夏は新しい人が入ってくると

書類に目を通して　どこに住んでいた人か

頭に入れるようにしています。

地元の人なら　どこに何があるか分かるので

話しの幅が広がります。

実家の方や　この近辺なら

そこの話も出来るしね。

小夏は外回りの仕事をしていたので

かなり広い範囲で　大まかな場所を

知っています。

〇〇から来たの？

じゃあ　□□が近くにあって　良い所だね。

そんな具合に話しています。

入って来たばかりで　緊張している人は

そういった話がいいかもね。

どんな小さな事でもいいから

入所者さんと会話する

小夏の１人キャンペーンは

続けて行こうと思います。