認知症とはいえ腹が立つ

認知症 そして高齢者、接し方が難しいです。

話した事を忘れてしまうのは、

何度でも同じ事を話せば良いのですが。

何を言っても 話が噛み合わない

難しい人が居るものだと 今日は思い知らされました。

この人は毎日 接しないエリアのバーバです。

午前中 何やら気が高ぶっていたのか？

大きな声で叫び廻っていました。

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何をそんなに興奮しているのかと

小夏は 遠くから見ていました。



どうやら かまって欲しいようですね。


何を言っても要領を得ない人と話すのは

難しいからね。


みんな隣に座って 相手はしないのかも。



バーバが思うような返事が

返ってこないのでしょう。



そう言った事で腹を立てて、

叫び廻っていたようです。




それでも気が治らないのか？

バッグやティッシュペーパーの箱まで

投げていたようです。



職員に対してならいいけども、

他の入所者さんにケガがあると

困りますね。



もちろん職員さんは、

バーバの気持ちを鎮めようと

優しい言葉をかけていました。



しかし自分の気持ちを

もうコントロール出来なくなっている

高齢の認知症患者。


寄り添うのは難しいです。

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夕方 倉庫から出て、

扉に鍵をかけていた小夏。



それをバーバが見ていた。


そして中に人が居るのに

なんて酷い事をするんだ！

そう難癖をつけてきた。

だから鍵を開けて 中を確認し、

誰もいませんよと言うと

さっき人が入ったんだから

小夏が鍵をかけるのはおかしいんだって。




先に入った人は 今出て行きましたよって

言ったんだけど 理解されず。



「訴えますからね、覚悟しておいてください」


バーバにそう言われました。



小夏 訴えられるそうです。



１日働いて クタクタなのに、

最後にこんな事を言われて

本当に気持ちが暗くなりました。


なんて言えば

納得してもらえたのでしょうね。



近づかないのが お互いのためかも。


今日は暗い気持ちで帰って来ました。




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タグ：ボケ老人 話が噛み合わない