バーバのエンドレスな話

老人ホームの通路でバーバと立ち話。

バーバが学校に上がる前に

お母さんが亡くなった話から始まった。

それからはお婆ちゃんが大事に育ててくれて、

中学を出てから 奉公に出されたそうな。

それが大きなお屋敷で、

お料理やお掃除、いろいろな事を

教わったらしい。

だから結婚した時に 困らなかったんだって。

スポンサーリンク

そのお屋敷は、都心の方。

バーバの家は 東京でも田舎の奥の方。



お正月に帰る時には、

着物を作ってくれたから

それを着て帰ったのよ。



夏に帰る時には ワンピースを

作ってくれたのよ。



一生懸命に働くから ご褒美だって。


そのお屋敷で大事にしてもらって、

7,8年居たかなー。

この辺りで一区切りらしいけど、

バーバは又 話始めるの。



学校に上がる前に 母が亡くなってね。

それからは おばあちゃんが

大事に育ててくれたのよ。



中学を出てから 奉公に出されてね。

大きなお屋敷で・・・



また同じ話なの。


でも ちょっと違うのは、

かれこれ4,5年居たかなーだって。



さっきは7,8年だったよ。


小夏がうんうんて聞いていると、

嬉しそうに話を続けるの。

スポンサーリンク

3回目の 私が学校に上がる前に

母が亡くなってね、

おばあちゃんが大事に育ててくれたの。


奉公に出されて そこでも大事にしてもらって

10年も居たのよーって。


オイオイ！

最初は7,8年だったよ。

次は4,5年でしたよ。

今度は10年もかー？



正解は何年でしょう？？？



結局 同じ話が繰り返され、

このままではエンドレス間違いなし。



小夏は忙しかったので、

お正月に素敵なお話を聞けて良かったわ。


そう締めくくってしまいました。


時間があれば もっと聞きたかったけど、

昨日は先輩2人が休みだったから

てんてこ舞いでしたよ。




にほんブログ村



パート主婦ランキング


頑張りますので 応援よろしく
お願いいたします。

スポンサーリンク

タグ：認知症 高齢者 長話